簿記初級の内容について10帳簿への記入、試算表、伝票と仕訳日計表~医学部生が知識0から簿記を勉強してみた~

こんにちは、すのーです!

今日は簿記の内容についてブログを書きます。

簿記は二級まで取得したいと思っています。

では内容に入っていきます。

仕訳帳と総勘定元帳

取引のつど、仕訳は仕訳帳という帳簿に記入します。

仕訳帳に仕訳をしたら、総勘定元帳という帳簿に記入します。

これを転記といいます。

総勘定元帳は勘定科目(口座)ごとに金額を記入する帳簿です。

仕訳帳はこのように書きます。      

×年 摘要 元丁 借方 貸方
1 1 現金① 1 500  
     ②資本金 18   500
    元入れして営業開始③      
 

10

仕入 諸口④ 20 200  
       現金 1   50
      買掛金 11   150

①借方の勘定科目

②貸方の勘定科目

③コメントを付ける

④同じ側に複数の勘定科目があるときは諸口(しょくち)と記入

一番左には取引の日付を記入

摘要には仕訳とコメント(小書き)を記入

元丁の欄には総勘定元帳の番号を記入

借方と貸方に分けて金額を記入

表には乗ってませんが仕訳帳のページ数は本来右上にあります。

総勘定元帳の記入例は以下です。

現金勘定の記入例を示します。

現金
×年 摘要 仕丁 借方 ×年 摘要 仕丁 貸方
1 1 資本金 1 500 1 10 仕入 1 50

摘要には仕訳の相手科目を記入します。

今回は現金勘定なので、左側の摘要には借方が現金となる取引を記入します。

仕訳だと

現金500 資本金500

のような取引ですね。

同様に、右側の適用には貸方が現金となる取引を記入します。

仕訳だと、

仕入れ200 現金 50

       買掛金150

のような取引ですね。

摘要には仕訳の相手科目を記入するのですね。

仕丁には仕訳帳のページ数を記入します。

借方、貸方の欄には、それぞれの金額を記入します。

表には乗ってませんが、総勘定元帳の番号が本来右上にあります。

相手科目が複数の場合は諸口と記入します。

総勘定元帳(略式)の場合

試験では、上記の総勘定元帳を簡略化した総勘定元帳(略式)で出題されることもあります。

略式の総勘定元帳では、日付、相手科目、金額のみを記入します。

1/1資本金500 1/10仕入50

みたいな感じです。

左側が借方(借方が現金となる取引)、右側が貸方(貸方が現金となる取引)です。

帳簿のまとめ

帳簿のうち仕訳帳総勘定元帳は必ず作成しなければ行けない帳簿で、主要簿と呼ばれます。

一方、それ以外の帳簿は必要に応じて作成されるもので、主要簿に対して補助簿と呼ばれます。

また、補助簿は現金出納帳や売上帳のように、特定の取引の明細を記録する補助記入帳と、商品有高帳や売掛金元帳のように特定の感情の明細を商品別や取引先別に記録する補助元帳に分けることができます。

試算表の作成

取引が増えてくると、転記や仕訳が間違えていないか心配になりますね。

そのために、月末や期末において試算表という表を作成して、仕訳や転記が正しくされているかどうかを確認します

また、試算表には合計試算表残高試算表合計残高試算表の3種類があります。

合計試算表の作成

合計試算表には、総勘定元帳の勘定口座ごとに借方合計貸方合計を集計していきます。

例えば総勘定元帳の現金勘定が、借方合計500円、貸方合計100円だった場合次のように書きます。

借方合計 勘定科目 貸方合計
500 現金 100

こうして、すべての勘定科目を記入していくと、借方合計貸方合計が一致します。

一致しなければ仕訳か転記を間違えているということになります。

残高試算表の作成

残高試算表には総勘定元帳の勘定口座ごとに残高を集計していきます。

例えば現金勘定の借方合計が500円、貸方合計が100円だとすると残高400円を借方に記入します。

このように記入します。

借方残高 勘定科目 貸方残高
400 現金  

同様に、他の勘定科目を埋めていくと、借方残高貸方残高が一致します。

一致しなければ、仕訳か転記を間違えているということになります。

合計残高試算表の作成

合計残高試算表合計試算表残高試算表を合わせた試算表で、次のような形式になっています。

借方残高 借方合計 勘定科目 貸方合計 貸方残高
400 500 現金 100  

同様に、他の勘定科目を埋めていくと、借方残高(合計)貸方残高(合計)が一致します。

一致しなければ、仕訳か転記を間違えているということになります。

三伝票制

仕訳帳は一冊のノートみたいな感じなので、手分けして記帳することができずに不便ですね。

なので、伝票という紙片を仕訳帳に代えて使うことがあります。

伝票にはいくつか種類があり、取引の種類ごとに手分けして記帳作業を行うことができます。

どの種類の伝票を使うかによって、伝票制度は三伝票制と五伝票制に分類できますが、日商試験では五伝票制は出題の範囲外です。

三伝票制とは、入金伝票(入金取引を記入)、出金伝票(出金取引を記入)、

振替伝票(入金取引にも出金取引にも該当しない取引を記入)の3種類の伝票に記入する方法を言います。

伝票に記入することを起票といいます。

入金伝票の起票

入金伝票の借方は現金と決まっています。

なので、科目欄に仕訳の相手科目を記入し、金額欄に金額を記入します。

出金伝票の起票

出金伝票の貸方は現金と決まっています。

なので、科目欄に仕訳の相手科目を記入し、金額欄に金額を記入します。

振替伝票の起票

振替伝票には仕訳の形で記入します。

一部現金取引の起票

例えば商品1000円を仕入れ、代金のうち600円は現金払い、残額は掛けとするとします。

このように、取引の中に現金取引とそれ以外の取引が混在しているものを一部現金取引といいます。

このような一部現金取引の起票方法には取引を分解して起票する方法2つの取引が同時にあったと考えて起票する方法があります。

取引を分解して起票する方法

この取引は「商品600円を仕入れ、現金で支払った」という出金取引と「商品400円を仕入れ、掛けとした」というその他の取引の2つに分解することができます。

より、前者は出金伝票に、後者は振替伝票に記入します

2つの取引が同時にあったと考えて起票する方法

この取引は「商品1000円を掛けて仕入れた」あとに「買掛金のうち600円を直ちに現金で支払った」と考えても仕訳は同じになります。

したがって前者の取引を振替伝票に記入し、後者の取引を出金伝票に記入します。

仕訳日計表の作成と総勘定元帳への転記

仕訳日計表とは、伝票に記入した1日分の取引を勘定科目ごとに集計しておく表のことを言います。

また、1週間分の伝票を集計する仕訳週計表もあります。

これらは試算表の一部なので、伝票の記入と集計が正しければ貸借合計は一致します。

伝票から仕訳日計表を作成するときは、仕訳をイメージしながら集計します。

仕訳日計表に金額を集計したあと、総勘定元帳に転記します。

これを合計転記といいます。

なお、総勘定元帳の摘要欄には仕訳日計表、仕丁欄には仕訳日計表のページ数を記入します。

また、仕訳日計表の元丁欄には総勘定元帳の丁数を記入します。

これで初級の内容は以上となります。

参考書籍は以下です。

問題集と教科書が一冊になっていてこれ一冊で合格できます。