今日勉強したこと23生命倫理

こんにちは、すのーです!

生命倫理は1講義分にもかかわらず、ブログにすると文字数が本当に多いです。

早速内容に入っていきます。

人工妊娠中絶と出生前診断

堕胎の歴史

東アフリカのチャガ族や西アフリカ・ガボン共和国のファン族では出生を抑制するために堕胎がなされていたそうです。
生存環境が厳しく食料不足になるような社会でよく見られるといいます。
サン族や極北の諸民族では嬰児を生き埋めにしたり、移動の際に置き去りにする習慣があったそうです。
日本における間引きもそうですね。
未婚の娘や未亡人が妊娠し出産することに対してきびしい制裁を与える事があったそうです。
中世初期のヨーロッパにおける堕胎薬草(ヒノキ科サビナJuniperussabina)の乱用とかそうです。
江戸時代における都市では中条流などに代表される堕胎専門医がいたそうです。

対立

中絶反対派中絶擁護派の主張はこんな感じです。

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ヨーロッパでは多くの国が1970年代から人工妊娠中絶を合法化しています。

カソリックの国でも合法化されています。

米国では19世紀後半から中絶禁止の意見が強まっています。

1950年代までに殆どの州で禁止されていました、

1960年代以降、フェミニズムの影響を受けて対立が激化しています。

ロウ対ウェイド判決(1973)

テキサス州の貧しい、すでに子供のある21歳の女性(ジェイソン・ロウ)がこのままでは生活できず、かつ安全な中絶が出来ないと訴えました。

最高裁が初めて条件付きで人工妊娠中絶を認めた事例です。

全米で激しい反対運動が起きました。

ウェブスター判決(1989)

ミズーリ州中絶規正法を違法として訴えたことに対し最高裁が判断した判決です。
生命は受精の瞬間に誕生するという考えでした。
公立病院の職員は中絶の手術や補助をしてはならないという判決でした。

反妊娠中絶論

前提として、罪のない人を殺すことは不正であるという考えがあります。

そして、胎児は罪のない人であるという前提があります。

なので胎児を殺すこと(=中絶)は不正であるという結論になるという論法です。

マーキス(1989)はこんな主張をしています。

前提として、殺人が不正なのは、被害者から我々と同じ価値ある未来を奪うからという考えがあります。

そして、中絶は胎児から我々と同じ価値ある将来を奪うという前提もあります。

だから、中絶は殺人とまったく同じ程度に(あるいはそれ以上に)不正であるという結論がでるという考えです。

ヘア(1975)やGensler(1986)による黄金律型の推論があります。

黄金律とは「あなたがしてほしくないことを他の人にするな」、「あなたのしてほしいように他の人にせよ」という考えです。

「我々は中絶されずに生まれてきたことを喜ばしいと思う」
胎児の立場に立てば、中絶されないことを望む」
それゆえ(特別の理由がない場合は)中絶しないべきであるという考えです。

妊娠中絶を正当化する論理

一方妊娠中絶を正当化する論理もあります。

女性たちの感情や感覚に基づくもの、功利主義、身体に対する権利論、パーソン(「人」、権利主体)論です。
Singer は親(特に母親)と未発達な胎児の利益を比較衡量して母親の利益の方が重大だとしています。
Hareは胎児を代替可能な存在とみなし、後の子がよりよい条件でより幸福に生きられるなら中絶は正当化されるといっています。
トムソン(1971)は、自分の身体に対する権利を主張して、胎児は母親の身体を使用する権利を持たないので、中絶しても胎児の権利を侵害したとは言えないと論じています。

Reproductive rights(RR)というものがありました。

1994年第3回国際人口・開発会議カイロで提案されたものです。
「すべてのカップルと個人が、自分たちの子どもの数、出産間隔、出産する時期を自由にかつ責任をもって決定でき、そのための情報と手段を得ることができるという基本的権利」が提案されました。
2012年6月に開催されたRIO+20(1992年の国連環境開発会議から20年の節目の会議)では、バチカンイスラムカソリック等の猛攻によって成果文書より「RR」という文言がすべて削除されることになりました。

論点は「胎児の道徳的地位」と、「妊婦である女性の自己決定権と胎児の生きる権利の対立」です。

日本における歴史

日本における歴史はこんな感じです。

平安時代今昔物語集に既に堕胎に関する記載が見られますが、最も盛んだったのは江戸時代です。
中条流といって、中絶が制度化される以前は、民間によって中絶が行われていました。
社会的な議論に及ぶ事も少なくなかったそうです。
棄児禁止の布令が1690(元禄3)年に出されました。
間引き禁止令が1767(明和4)年に出されました。

江戸幕府は「出生之子取扱之儀御触書」を出し,出生の子を産所で殺すことを禁じました。

また、諸藩も堕胎,陰殺を禁ずるとともに,産子養育のための産着料や養育料を与えるなどの方策を講じました.

福祉の考えが江戸時代にもあったんですね。

徳川時代には飢饉もしばしばおこり,農地の不足の意識は強かったそうです。
鎖国の下では余剰人口を新たな土地へと送り出す余地はあまりありませんでした。
出産を巡る江戸時代の女性たちは命がけでした。
江戸時代の飛騨の過去帳から,21歳から50歳の女性の死因は「難産死」が最も多いとされていました。

日本における中性までの生命観

子どもは出産直後にはまだ人格を認めがたい肉塊に近い存在で,生まれてからのさまざまな過程を経るうちに,産神が与える霊魂がその中に入っていく.その魂がしだいに肉体の中で定着して完成した人間となり人格をそなえたものとなっていく」という生命観でした。
子どもは「7歳までは神の領域に属するもの,神がその運命を決める」というものでした。
このように7歳までは神のうち」として「子どもを神に返して」も生命は循環するという考えだったそうです。

明治以降の富国強兵政策で変化がありました。
1880年に堕胎罪、1907年に堕胎罪の厳罰化、1935年に国民優生法が行われました。
産めよ増やせよ」の時代になっていったのです。
一方で優生政策をしていました。

優性思想(eugenetic thought)

生命の質は一義的に(遺伝子要因で)決定できるという思想です。

社会政策、科学政策にその知見を活用すべきであるという思想でもあります。

優生保護法(1948)というものが施行されました。

堕胎罪を廃止しないまま例外として人工妊娠中絶を許可したのです。

「妊娠の継続または分娩が品知的または経済的理由により母体の健康を著しく害する恐れのあるもの」が人工妊娠中絶を行えました。

また、不良な子孫の出生防止の為にも制定されました。

これにより、遺伝性身体疾患を対象とする優生手術が行われたりしたそうです。

1972年に改正案が出されました。

経済条項が廃止され、胎児条項が提案されました。

胎児が重度の精神または身体の障害の原因となる疾病または欠陥を有しているおそれが著しいと認められる」場合に中絶が認められるというものです。

女性団体、障害者団体から強い抗議があり廃案になりました。

旧「優生保護法」(1948〜1996年)下での強制的な不妊手術が約1万6500件実施されていました。
手術の費用はすべて国が負担していました。

戦後、人口が爆発的に増え、食糧不足が進むなか、生まれてくる子どもの数を減らすための政策でもあったそうです。

優生保護法は「悪質の遺伝防止の為」、超党派で立法化されました。

1950年代にピークを迎え遺伝性が明確でない精神疾患にも対象が拡大されてました。

最近、この法律によって意志に反して不妊手術された当事者からの訴訟が起きています。

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優生思想は個人の平等という近代社会の基本理念に反します。
そもそも「遺伝子の淘汰」という発想自体が科学的に正しいという根拠がはっきりしません。
母体保護法(1996)では、優生手術→不妊手術になり、遺伝性身体疾患の項が削除されました。

人工妊娠中絶

胎児が、母胎外において、生命を維持することのできない時期に、人工的に、胎児とその付属物を母胎外に排出することです。
(母胎保護法第2条)

(現在では22週)

年齢階級別に見た人工妊娠中絶実施率(女子人口1000対)は以下です。

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生命の尊厳(SOL)の問題があります。

出生前診断(prenatal diagnosis)

妊娠中に胎児の病態を診断するものです。

羊水穿刺、絨毛採取、母体血清マーカー、超音波検査(エコー)で行ないます。
日本では日常的に行われるため、結果的に障害の疑いが分かることがあります。

Nuchal translucency(NT)という数値があります。
妊娠初期の胎児後頚部に認められる低エコー域の厚みです。
ダウン症の子どもの出生に関してスクリーニング的な意味しかありませんが、一部に誤解と混乱が生じます。

NTは、正常児にも存在します。

妊娠中に変動します。

妊娠週数や母体年齢に左右されます。

正しい計測方法が浸透していません。

適切な出生前診断システムが確立していないのです。

産科婦人科学会のガイドライン(2011)はこんな感じです。

NTという検査があることを産婦人科医が積極的に妊婦に情報提供する義務はないと書いてあります。
しかし、担当医がリスクを認識していながら伝えなかったら妊婦は納得するのでしょうか?
NTのスクリーニング機能を明確にしてICし、希望に応じて精密検査を行うシステムを作る必要があるのではないでしょうか。
その際、遺伝カウンセリングや心理士によるフォロー体制が必要ですね。

産科婦人科学会のガイドライン(2020)はこんな感じです。

NT 値の計測は出生前遺伝学的検査(非確定的検査,CQ106-1 参照)と位置づけられていることに留意し,計測する場合には倫理的側面に十分配慮する
NT 値をもとに胎児染色体異常を疑う場合,染色体異常の確定診断のためには羊水検査(場合によっては絨毛検査)が必要と説明する

出生前診断には,倫理的問題が併存する.胎児は一定の確率で形態異常を有するため,「通常超音波検査」でも胎児形態異常が発見される場合がある。

したがって,「胎児超音波検査」,「通常超音波検査」のいずれであっても,目的,検査意義,発見され得る異常および発見された場合の告知範囲などに関して,「広義の出生前診断の1 つ」に含まれることを考慮して,事前に文書でインフォームドコンセントを得ることが勧められる.

生殖補助技術の基礎知識(assisted reproductive technolog ART)

妊娠を成立させるためにヒトの卵子精子、あるいは胚を体外で取り扱うことを含む、すべての治療あるいは方法のことです。
(国際生殖医療技術監視委員会ICMART)

人工授精とは、受精を目的として人工的に精子を女性性器内に挿入することです、

体外受精(in vitro fertilization IVF)に関しては、2014年では日本の子供の4.7%がARTで出生しました。

受精授精では意味が少し違います。

受精(fertilization)は現象です。

例:受精卵

一般に in vivoです。

授精(insemination)行為=受精させることです。

例:人工授精

一般に in vitroです。

顕微授精ICSI(Intracytoplamic Sperm Injection)

卵細胞質内精子注入法が1992年に出来ました。

現在一般的な方法です。

顕微鏡下、精子を刺入します。

最も良好な精子が選択されます。

配偶者間人工授精AIH(Artificial Insemination with husband’s semen)には夫の精子を用います。

遺伝上の問題は生じません。

精子脆弱性がある場合は成功率が低いです。

非配偶者間人工授精AID (artificial insemination with donor’s semen)は第三者精子を用いて母親の卵子に受精させ母親の子宮に挿入します。

主に無精子症精子の活動性が低い夫を対象とします。

この場合遺伝子上の父親が異なりますね。

匿名性の問題が出てきます。

また子供が出自を知る権利はどうなるのでしょうか?

慶應義塾大学病院のAID実施基準(1949)

これは、夫とドナーの血液型を一致させます。

それ以外の要望は認められません。

精子提供者は慶応大学の学生で、匿名です。

感染防止のために、ドナーに必要な検査を施行します。

夫婦も病院も秘密を守ることが求められます。

AIDに関連して

AIDが長く行われてきた背景には「父系社会」の考え方があります。
男性(夫)に由来する不妊を隠そうとする傾向があるのです。
夫婦間に限るという限定への批判があります。
独身女性やレズビアンカップルからの子どもが欲しいという希望があるからです。
近親者をドナーにしたいという希望もあります。

AIDで親になった人の思いはこんな感じです。

あくまでも一例です。

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AIDで生まれた人の思いはこんな感じです。

仙波2006小規模の質的研究より
•「AID を否定すると自分を否定することになるので、絶対にダメとは言わないが、どうしてもやるなら、生まれた子どもに事実を告げるべきだし、子どもの出自を知る権利も認めるべき。告知の覚悟がないなら、AID をしないで欲しい」
•「結局両親にとってみれば、隠し続ける点で負担があり、子どもにとってみれば、隠し立ての中で育てられ、事実を知ったときは両親に隠されていた、だまされていたという強い反感を覚える。これらの両方のリスクがあって、それでも医療者が問題なく続けていいと言い張っていることがおかしい」
•「遺伝的な家族とのつながりは自分にとっては大事だと思うので、育ての父親はもちろん大好きであるが、提供者は匿名であるべきとは思わない。」
•「AIDで生まれた子どもで、伝えてくれなかったほうがよかったと思う人がいるとは思えない」

卵子提供

三者卵子の提供をうけ、体外受精させて妻の子宮に挿入するという手法です。

排卵操作が必要になります。

精子の提供に比べてリスクが高いです。

採取できる卵子の数に制限があります。

1940年代には精子が冷凍保存できるようになりました。

1960年代には卵子の冷凍保存ができるようになりました。

卵子を超低温で保存することで、人工授精の時期を調整できます。

卵の採取回数を減らせます。

何らかの理由で妊娠が不能になる人の卵子を保存したりします。

子供を授かる時期の調整ができます。

冷凍胚の保存もできます。

体外受精によってできたを全て子宮に挿入すると多胎妊娠のリスクがあります。

冷凍保存することで、体外受精をはじめから繰り返されなくてすみます。

冷凍されたは長期に保存可能です。

余剰の胚をどうするのかという問題があります。

代理出産

夫の精子と妻の卵子体外受精させ、第三者の子宮に挿入します。

遺伝子的には両親の子どもですが、生みの親が第三者になります。

代理母夫の精子を第三者の子宮に注入し、出産してもらうというものです。

遺伝子の半分は父親、半分は代理母になります。

一方代理出産夫婦の受精卵(胚)を第三者の子宮に注入し、妊娠、出産してもらうというものです。

遺伝子的には両親の子供です。

精子×卵子×子宮(代理出産)の組み合わせには、複雑な親子関係、卵子提供のリスク、子供の知る権利、障害児(者)の権利保護という問題が絡みます。

ベビィM事件(1986)

妻の体調が理由で不妊に悩むスターン夫妻がメアリー・ベス・ホワイトヘッドに人工授精(夫の精子ホワイトヘッドの子宮に挿入)で代理出産を依頼しました。

ホワイトヘッドは「産んだ瞬間に心変わり」して逃走してしまいました。

スターン夫妻が契約不履行で提訴した事件です。
1987年ニュージャージー州高裁はスターンの主張を認めました。
1988年ニュージャージー州最高裁は、代理出産契約を無効と判断しました。

しかし、親権は父親のスターンに認め、ホワイトヘッドには訪問権のみ認めました。
子どもに対する愛着が湧いたのですね。

アナアルバートVSジョンソン事件(1990)

AIHにより代理出産したアナが養育権を主張した事件です。
カリフォルニア州オレンジ郡高裁はアナは遺伝的に他人genetic stranger であるとして訴えを棄却しました。

不妊は病気なのか

不妊は病気であるなら健康保険の対象になります。

病気でないなら「サービス」の対象になります。

斡旋業者の介在など、多様な生殖ビジネスが発生してしまいます。

代理母代理出産を依頼する動機は多様です。

•妊娠しない(できない)
•女性の疾病
•キャリアを中断させたくない
•自分は妊娠・出産のリスクを犯したくない

などです。

生殖ビジネス

契約をする代理出産にはリスクがあり、多くは低所得者です。

依頼者の多くは富裕層です。

1992年にはニューヨーク州代理出産を禁止しています。

生殖ツーリズムというものがあります。

インドでは代理出産ビジネスを合法化しています。(2002)

タイ・ネパール・ペルーなどでも合法化しています。

開発途上国での代理出産アメリカでの代理出産に比べて費用が安いためビジネスの対象になりやすいです。

代理出産における病気に対して保障がどのように行われるのか、明確になっていない場合が少なくないです。

代理母による出産後のトラブルがあったりします。

出生前診断には優生学的な傾向が出てくる懸念があります。

代理出産に関する議論はこんな感じです。

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代理母出産により生まれた子供には葛藤があります。

自らの遺伝子上の(血のつながった)親・自らの生みの親を知りたいと言うのは自然な希望です。

自分のアイデンティティ(同一性)に関わります。

代理懐胎に関する見解は以下です。

日本産科婦人科学会はこんなことを発表しています。

1.代理懐胎について代理懐胎として現在わが国で考えられる態様としては、子を望む不妊夫婦の受精卵を妻以外の女性の子宮に移植する場合(いわゆるホストマザー)と依頼者夫婦の夫の精子を妻以外の女性に人工授精する場合(いわゆるサロゲイトマザー)とがある。

前者が後者に比べ社会的許容度が高いことを示す調査は存在するが、両者とも倫理的・法律的・社会的・医学的な多くの問題をはらむ点で共通している。
2.代理懐胎の是非について代理懐胎の実施は認められない

対価の授受の有無を問わず、本会会員が代理懐胎を望むもののために生殖補助医療を実施したり、その実施に関与してはならない。

また代理懐胎の斡旋を行ってはならない。
理由は以下の通りである

1)生まれてくる子の福祉を最優先するべきである

2)代理懐胎は身体的危険性・精神的負担を伴う

3)家族関係を複雑にする

4)代理懐胎契約は倫理的に社会全体が許容していると認められない
平成15年4月発表

代理懐胎に関する見解|公益社団法人 日本産科婦人科学会

日本の現状は以下です。

日本産婦人科学会、日本学術会議などは原則禁止を提言しています。

代理出産を求めて海外へいく事例があります。

個人的な判断で代理母による出産に協力している人たちもいます。

100名を越える子どもが生まれています。

生殖補助医療法(2020.12.4)

第三章生殖補助医療により出生した子の親子関係に関する民法の特例です。
第九条

(他人の卵子を用いた生殖補助医療により出生した子の母)女性が自己以外の女性の卵子(その卵子に由来する胚を含む。)を用いた生殖補助医療により子を懐胎し、出産したときは、その出産をした女性をその子の母とする。
第十条

他人の精子を用いる生殖補助医療に同意をした夫による嫡出の否認の禁止)妻が、夫の同意を得て、夫以外の男性の精子(その精子に由来する胚を含む。)を用いた生殖補助医療により懐胎した子については、夫は、民法第七百七十四条の規定にかかわらず、その子が嫡出であることを否認することができない。

という感じです。

残された課題として、子が精子または卵子を提供した者の情報を知る「出自を知る権利」や、「代理懐胎」などがあります。

同法では、付則で2年をめどに検討すると定めています。

今日学んだことは以上になります!

書いた内容がなにかしら助けになれば幸いです。

何か間違いがあれば指摘していただければありがたいです。

今回紹介された本は以下です。