簿記初級の内容について8貸付金、借入金、前払金、前受金、仮払金、仮受金、立替金~医学部生が知識0から簿記を勉強してみた~

どうも、すのーです!今日は簿記の続きを書いていきたいと思います。

では早速内容に入っていきます!

貸付金の仕訳

~お金を貸し付けた場合~

現金を貸し付けた場合は現金(資産)が減り、後でお金を返してもらえる権利ができます。この権利は貸付金(資産)として処理します。
(貸付金)200(現金)200

~貸付金を返してもらった場合~

貸付金を返してもらったときは貸付金(資産)の減少として処理します。また、貸付金にかかる利息は受取利息(収益)として処理します。

(現金)220(貸付金)200
       (受取利息)20

借入金の仕訳

~お金を借り入れた時~
借りたお金は後で返さなければならない義務が発生します。後でお金を払うって気がお思いですね。なので借入金(負債)として処理します。借入金を現金で受け取った場合は下記のような仕訳になります。

(現金)800(借入金)800
~借入金を返した時~

お金を返した時は借入金(負債)の減少として処理します。また、借入金にかかる利息は支払利息(費用)として処理します。

 

未払い金の仕訳

商品以外のものを後払いで買った時の後で代金を払わなければいけない義務は未払金(負債)で処理します。

(建物)200(未払金)200

買掛金との違い、分かりますか?買っているのが商品かどうかが買掛金と未払金との違いです!

何を買った? 文末の言葉 勘定科目
商品 ~を仕入れた 買掛金
商品以外のもの(建物など) ~を購入した 未払金

~未払金を支払ったとき~

未払金を支払ったときは未払金(負債)の減少として処理します。仮に未払金を現金で支払った時の仕訳は次のようになります。

(未払金)200(現金)200

未収入金の仕訳

建物など商品以外のものを売って、後で代金を受け取るときは、後で代金を受け取る権利が発生します。

後でお金がもらえるってうれしいですよね。

なので、この権利は未収入金(資産)で処理します。
(未収入金)200(建物)200
売掛金との違い、分かりますか?こっちも売るものが商品かどうかで勘定科目が違ってきます!

何を売った? 文末の言葉 勘定科目
商品 ~を売り上げた 売掛金
商品以外のもの(建物など) ~を売却した 未収入金

 

前払金の仕訳

商品を注文したときに代金の一部を内金として前払いすることがあります。内金を支払うことにより、後で商品を受け取ることが出来る権利が発生します。この権利を前払金(資産)として処理します。

(前払い金)30(現金)30

~内金を支払って商品を仕入れた時~

商品を受け取ったときに仕入れの処理をします。また、あとで商品を受け取る権利がなくなるので、前払い金(資産)の減少として処理します。なお、内金を相殺した残額は掛けとしているので、残額は買掛金として処理します。

仕入)300(前払金)30

       (買掛金)270

前受金の仕訳

商品の注文時に内金を受け取ると後で商品を渡さなければいけない義務が発生します。この義務は前受金(負債)として処理します。

(現金)30(前受金)30
~前受金を受け取って商品を売り上げた時~

このときに売上げの処理をします。また、商品を渡さなければならない義務がなくなるので前受金(負債)の減少として処理します。また、残額は掛けとしているため、売掛金で処理します。

(前受金)30(売上)300
売掛金)270

仮払金の仕訳

従業員の出張にかかる旅費交通費の概算額を前渡ししたときには仮払金(資産)で処理します。後で帰ってくるかもしれないお金ですからね。
(仮払金)200(現金)200

~仮払金の内容と金額が確定したとき~

前渡ししていた金額について、支払いの内容と金額が確定したときには、仮払金(資産)を該当する勘定科目に振り替えます。

例えば旅費として120円を使って残金を現金で受け取ったときの仕訳は以下のようになります。
(旅費交通費)120(仮払金)200
(現金)    80

仮受金の仕訳

内容不明の入金があったときは、その内容が明らかになるまで仮受金(負債)で処理しておきます。あとで返さなければいけないお金かもしれませんものね。
当座預金)200(前受金)200
~仮受金の内容が明らかになったとき~

仮受金の内容が明らかになったときは仮受金(負債)を該当する科目に振り替えます。仮に仮受金の内容が売掛金の回収だとすると仕訳は以下のようになります。
(前受金)200(売掛金)200

立替金の仕訳

商品を仕入れるときにかかった仕入諸掛りをどのように処理するか覚えていますか?
当店負担の場合は仕入原価に含めて処理します。

しかし、先方(売上側)が負担すべき諸掛りを当店が立て替えた場合は立替金(資産)として処理します。後で立替金の分のお金がもらえますものね。

立替金を現金で支払った場合は以下のような仕訳になります。
仕入)200(買掛金)200

(立替金)20(現金)  20

だれが負担する? 処理
当店(仕入側)負担 仕入原価に含める
先方(売上側)負担 立替金(資産)

~先方負担の売上諸掛りを立て替えた時~

商品を売り上げるときにかかった売上諸掛りの処理を覚えていますか?当店が負担する場合は、発送費(費用)として処理します。

しかし、先方(仕入側)が負担すべき売上諸掛りを当店が立て替えた場合は、立替金(資産)として処理します。

売掛金)250(売上)250

(立替金) 20(現金) 20

だれが負担する? 処理
当店(売上側)負担 発送費(費用)
先方(仕入側)負担 立替金(資産)

~従業員が支払うべき金額をお店が立て替えた時~

本来従業員が支払うべきお金(保険料など)をお店が立て替えた時は後でその従業員からそのお金を返してもらう権利が生じます。

この権利は立替金(資産)として処理します。

(立替金)100(現金)100

~従業員に給料を支払った時~

従業員に給料を支払ったときは給料(費用)として処理します。

また、従業員に対する立替金を差し引きます。なので、仮に給料を現金で支払った場合は、立替金(資産)を減らし、残額を現金(資産)の減少として処理します。

(給料)1000(立替金)100

        (現金) 900

今回は以上となります。わかりやすかったでしょうか?参考書籍は以下です。